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炎環九月号掲載予定

蒸散主義

コンビニに団扇吊られて売られけり

夕立や分厚き熱源の体

暗き葉の裏側匂ふ暑さかな

月高音夏草なびきつつ来たれ

水中花巷に国家論盛ん

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2008年07月17日 炎環 トラックバック:0 コメント:0

炎環の秀句

炎環のいいところは展開が読めないところですかね。
あと先生がいい。


ガンダムのとび出して来し盆踊  佐藤良重 炎環 2007年10月号

どんな盆踊りだよ。



同じ号の秀句

金の蝿翔ぶ一瞬のねばりかな  石寒太

暗闇へダリア一本切りにゆく  野々山木雨

下駄履きの近づくポンポンダリアかな 原紀子

鍵ひとつのみの暮らしや桃洗ふ  壬生きりん

蛇衣を脱ぎし数学嫌ひの子  佐田昭子

きのふマゾけふはサドなり不如帰  丹沢亜郎

夜の秋色鉛筆の削り屑  細川和子


炎環苦言はさすがに悪い部分だけを抽出したものなので、初見の方が見て「炎環大した事ない」みたいになったら、尖は傷つきます。書いたの自分ですが。若さゆえのね、ほらアレだから仕方がないです。

しばらく結社ネタでブログの基礎整備。

次は「生還す」の大幅加筆修正を一気呵成にやります。

2008年06月16日 炎環 トラックバック:0 コメント:0

炎環苦言

六月号の炎環の同人欄でとりあえずいいなと思ったのは

弓彦忌顔の花片払ひをり  石原みどり

避雷針遠くにありて卒業す 殖栗歩

お彼岸の僧が張り紙して去りぬ  岡田由季

これくらいで、
正直、炎環の同人欄というのは、あまりいい句がありません。
尖も含めてもっとがんばらないとだめですね。

「炎環の俳句」と一まとめで見ることは危険なのですが、それでもある一定の形式で成り立つ句が多いです。
自己の情や信条・+季語で作ってある俳句がたくさんあります。
炎環以外でも

戒名は真砂女でよろし紫木蓮   鈴木真砂女

などがあって、それなりに見られる形ではありますが、やはり炎環では特に多用されているように思います。
信条+季語の句がいい悪いというよりも、問題はその形が多用されているということにあるように思います。
炎環では現在手垢のついた感慨の句が多すぎる!

十人十色などといいますが、所詮は人間の感情、そんなにバラエティには富んでいない。
だからこそ、共感するのであるし、社会生活を営むことができるわけです。流行歌なんてみんな同じこと歌っているじゃないですか。炎環はそれを同人がやってしまっているんですね。

人はただ歩くほかなし花の雲
楽しみは見つけ出すもの花吹雪
人生に二回目のなし花筏
こだはりを捨つる晩年朧月

奇抜な言葉を使えば言いというものではないですが、常套句をそのまま措辞にするのは良くないと思います。俳句は人の理解を得ることが目的ではないはずです。
一発逆転の余地のある季語と措辞の取り合わせですが、花筏も花吹雪も付きすぎですし、花の雲、朧月はのっぺりして、メリハリがありません。

それ以外にも、リズムの悪さが炎環の悪い特徴としてあげることができます。
まず、リズムを崩す一番の原因、中八だけでも

花の昼後期高齢者証来たる
春泥を楽しむ健太よ海の音
野遊びのほろほろこぼるる砂糖菓子
クロッカスやはらかき手話の指と指
うぐひすや母校のグランド踏みてゐし
湧き水を使ふ生活や鳥帰る
耳鳴のバックミュージック花三分
眠たげな出国案内蝉丸忌
梅咲いて子どもに子どもの理屈あり
春愁やポケットに触れし金米糖
囀りや創作料理の白き皿
連翹の闇へ左足より入る
春中や放哉の墓の裏撫づる
男前の松一本あり須磨の春
大欠伸二ひきの仔猫にうつりけり
打ち揃ひ八十路の俳友や若葉風
ダライ・ラマ池田弁之介に似て朧

これだけあります。
多すぎるわ!!
機械的に抽出したので個別具体的な観賞はしていませんが、それでも少し気をつければ定型に収まるものがほとんどで、何してるんですか先輩って気持になります。
特に

打ち揃ひ八十路の俳友や若葉風

なんて俳友を「とも」と読ませるならば、中八より重症。


他にも、

蛤のぷつくりシュールレアリスト
5月号もこの句があった

蜃気楼ゆめのごとくの駱駝ゆく
蜃気楼 夢 駱駝 のつきすぎ余分三兄弟

もっと挙げれば切りがないのですが、今日はこの辺で

同人欄の放置が問題の本質だと思う。






2008年06月15日 炎環 トラックバック:0 コメント:0

炎環八月号掲載予定

炎環2008年8月号掲載予定

オルゴール

広がりて雨の降り初む夏野かな

脱ぐやうに降りて担ぎし黄のカヌー

夏蝶や水脈光りだす兆し

マンガン鉱の終日黒し南風

父の日のブラウン管の静電気


2008年06月14日 炎環 トラックバック:0 コメント:0

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